環境認識について

1.環境認識とは、「現在」の相場状況を見極めること

 

FXで成功するための重要なスキルの一つとして挙げられるのが「環境認識」です。

環境認識とは、チャートを各時間足で見て、現在の相場がどのような状況下にあり、これからレートがどこに向かおうとしているのかを認識する能力のことです。
簡単にいうと現在の相場が上昇トレンドなのか下降トレンドなのか、もしくはレンジ相場なのかを見極め、これからもトレンドが続くのか、トレンド転換するのかを判断する能力と私は定義しています。
別の言い方をすると、現在の相場とこれからの相場が「買いが優勢なのか」「売りが優勢なのか」「トレードせず静観するか」を見極める能力です。
つまり、環境認識のスキルを高めることでしっかりと根拠のある戦略を具体的に立てることができるため、トレードの精度(勝率)を上げることができるのです。

 

2.FXの基本であり王道の戦略「トレンドフォロー」

 

私が推奨する戦略は基本的に「トレンドフォロー」です。
トレンドフォローとは、相場のトレンドの波にうまく乗って利益を上げていく戦略です。
つまり、現在の相場が上昇トレンドと判断すれば「買い」エントリーでその波に乗っていき、逆に下降トレンドと判断すれば「売り」エントリーで戦略を立てていくということです。
このトレンドの波を掴むために、現在の相場状況を見極める必要があります。そこで「環境認識のスキル」が非常に重要になってきます。
環境認識で現在の相場状況を見極める→その波の中でより有利なタイミングに乗ってトレードする。といった流れです。

上昇トレンドとは、高値と安値が共に切り上がっている相場

 

下降トレンドとは、上昇と逆で高値と安値が共に切り下がっている相場

レンジ相場とは、一定の値幅の中でレート行ったり来たりしている相場

3.明確に判断できる相場だけを狙ってトレードする

 

私は基本的に明確なトレンドが出ている相場でしかトレードしないと自分のルールで決めているので、迷いのある相場(レンジ相場)や上昇トレンドとも下降トレンドとも判断できない相場ではトレードを避けています。
「トレンドのみを狙っていたらトレードチャンスが減るのでは?」と思われるかもしれませんが、逆にこのぐらい明確なルールを決めておけば迷いがなくなり、感情トレードを防ぐことができます。
FXはトレードしようと思えばいつでもできてしまいます。
チャートをずっと眺めていると、トレンドやレンジ関係なく「今買いの勢いが強そう!早く買わないと!」や「今一気に下がった!売ろう!」など自分に都合の良い理由をつけては何の根拠もなく感情的にトレードをしてしまいます。つまり、トレードの機会損失を恐れてしまっているのですね。
実際に多くのトレーダーがチャートに完全に張り付いて無理にトレードできるタイミングを見つけて、難しい相場にもかかわらずトレードして勝率を減らして資金も減らすといった事例をよく聞きます。(私も初心者のころよくやってしまっていたのでお気持ちは痛いほど分かります。)
逆に相場の世界でしっかり生き残っているトレーダーは、自分が得意としている相場状況を把握していて、その中で自分のルールに従いトレードしています。
つまり自分のトレードすべき相場と、トレードすべきではない相場をしっかりと線引きしているのですね。
極端な話、チャートが上昇していようが下降していようが自分のルール通りの場面にならないとトレードしません。
仕事に置き換えると、自分が不得意な分野に時間をかけるよりも得意な分野をさらに磨き洗練させていくことの方が遥かに実績を上げることに繋げることができるはずです。
このように自分の得意とする相場を見極めてから、自分のルール(手法)を当てはめてトレードと検証を繰り返しながら徐々に精度を高めていくことが、FXで長期的に利益を上げていくための一番の近道だと考えています。
その相場の見極めのために「環境認識のスキル」が必要不可欠というわけです。

 

📌この記事のポイント
  1. 環境認識とは、現在の相場がどんな状況下にあり、これからどこに向かっていくかを認識する能力であり、テクニカル分析の重要な基盤となる。
  2. 環境認識のスキルを高めることで、具体的な戦略を立てることができ、トレードの精度がグッと高まる。
  3. トレードの基本はトレンドフォロー。自分の得意な相場のみで勝負できるトレーダーこそ相場の世界で生き残ることができる。
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